TMPGEnc MPEG Editor 2.0
動画編集で最も使用頻度の高い「カッティング」に特化した低価格な製品。多機能な編集ソフトも便利だが、本ソフトでは機能を絞り込むことで高速化と操作性をアップすることに成功している。
前バージョンの軽さと操作性はそのままに、ハイビジョン用データの出力、DVD-VideoとDVD-VRの読み込みとDVD-VRの書き出し、画質の劣化を最小限に抑えながらファイルサイズを圧縮できるトランスコードなどによって、デジタルAV機器との相性がよりアップした。
1フレーム単位での精密なカット編集ができるの「スマートレンダリング機能」搭載で、不要な部分をキレイにカットできるので、テレビ番組のCMカットや、DVカメラなどで撮影したムービーの失敗部分の削除に本領発揮する。サムネイルも高速表示が可能で、「とにかく簡単に編集したい」「加工はあまりしないので、基本的な機能があればOK」という人にピッタリのソフトだ。(三井貴美子)
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待望のマルチカット搭載で編集がサクサク |
当初、わたしが録画したアニメのCMカット用のソフトは1本の録画ソースの削除範囲を複数箇所指定して出力すれば指定範囲を削除した1本のMPEGソー スの完成というものでした。しかしレコーダの音声規格であるAC3に対応しないので、レコーダのソースを吸いだすときに音声をmp3に変更する必要があり ました。その分エンコードという時間がかかってしまいます。
そこで見つけたのが、ペガシスの「TMPGEnc MPEG Editor」
別売りのAC3パックを入れれば、レコーダのソースをAC3のまま処理できるので吸い出しが速く、切り出しも前のソフトと原理的に同じなので高速です。
ただ ソースの切り出し範囲が1区間ずつしか対応しないため、CMの多いアニメでは4〜5つの区間の切り出し箇所を別々のソースブロックで設定する必要がありました。
今回の「2.0」ではこの部分が改善され、1つのソースブロックに対して複数箇所の区間削除およびそのプレビューができるようになりました。切るたびにプレビューにも反映されるので切り損じなどが起こりにくい仕様になっています。
「開始・終了フレーム」などの用途が1.0を使用していた人だと少し戸惑うかもしれませんがヘルプを読みながらソースを切り分けていけば、この良さはすぐわかると思います。
そしていきなりこれから2.0を使う人は直感的にインターフェースが構築されているので、それほど時間をかけずにこの作業の軽快さが理解できると思います。アニメに限らずCMカットや編集には最適な一本です。

